会長・校長ご挨拶
神戸市立神港橘高等学校同窓会
会長 杉原 守
昭和45年卒 神港22回生
同窓会員の皆様には平素より益々ご健勝にてご活躍の事とお喜び申し上げます。また、日頃より同窓会運営に多大なるご理解とご支援を賜り、ありがとうございます。厚く御礼申し上げます。
昨年度は神港橘初の会員名簿を作成する事ができましたことは皆々様のご協力の賜物と感謝申し上げます。しかしながら、まだまだ同窓会の先行きにはたくさんの課題が山積しています。
昨年の総会で”会報に関する出費が非常に多い”と指摘を受け理事会にて幾度となく予算決算を精査し、今回以降は会報全員発送を廃止し、希望者・協力金納入者・イベント参加者などに限定しての発送とする事を理事会で決定致しました。そして、同窓会運営に一番大切な総会の会場として親しまれてきた県民会館が耐震基準の問題で今回が最後となり、以降の会場設定に着手しております。
また、コロナ禍での同窓会イベントの参加者の激減は否めず、沢山のイベントが中止や延期となっており、同窓会の運営に四苦八苦していることをお詫びし、会員の皆様のご協力をお願い致します。
最後になりましたが、会員の皆様方の益々のご活躍とご健勝をお祈りし、最後の県民会館での総会に是非ともお元気なお姿でお会いできるのを楽しみにし、私の挨拶とさせて頂きます。
神戸市立神港橘高等学校
校長 清家 豊
厳しい寒さもようやく去り、日ごとに暖かさを増してきました。神港橘高等学校同窓会会員の皆様には、平素から本校の教育活動へのご支援・ご協力をいただき、心より感謝申し上げます。長く続いたコロナ禍による様々な活動の自粛も、昨年度から多くの制限が解除され、在校生たちも日々学習や部活動、その他の学校活動に熱心にとりくんできました。そういった後輩たちを多方面からご支援いただいていることにつきましても、改めて御礼を申し上げます。
平成28年に神港高等学校と兵庫商業高等学校が発展的に統合し、本校が開校してから早いもので9年目に入りました。そこで令和7年に創設10年を迎えるにあたって、昨年度から10周年準備委員会を立ち上げ、どのようなことを実施するのかの検討を行ってまいりました。今年度は、そのプランをさらに具体化し、計画を進めてまいります。実施にあたっては、同窓会様のご協力もお願いしたいと考えておりますので、ご支援のほどよろしくお願いしたいと思います。
さて、昨年度末に8回生の同窓会入会式におきまして、杉原同窓会長より「座右の銘を持ってほしい」というメッセージをいただきました。私自身、事にあたる際には自分を奮い立たせたり、後ろ盾となる支えを求めたりするために「座右の銘」を大事にしています。柔道の創始者である加納治五郎先生の「精力善用 自他共栄」、吉川英治氏の小説「宮本武蔵」に出てきた「行雲流水」がそれです。始業式や終業式などの式辞のなかには、必ず偉人のことばを入れて、生徒たちの心に訴えるようにしています。日本には「言霊」という考えが古くからあり、「ことば」の強さを代々感じ生活をしてきた風習があります。そういった観点からも、同窓会長のメッセージには強く共感します。自分を支える「ことば」を生徒一人ひとりが持ち、それを支えに夢に向かって前進していく姿を応援していきたいと思います。
同窓会の皆様方も、ご多忙な日々をお過ごしのことと存じ上げますが、お近くにお越しの際には、ぜひ本校にお立ち寄り、後輩たちの元気あふれる姿を見ていただければと思います。今後とも本校の生徒たちへのご支援をよろしくお願いします。最後になりましたが、同窓会会員の皆様の健康とご活躍を祈念し、今年度の挨拶とさせていただきます。